
〒890-0067鹿児島県鹿児島市真砂本町57-8
営業時間
昼/11:00~14:00
夜/17:00~22:00
定休日
月曜日
※月曜日が祝日の場合火曜日が休み
おすすめ神社・ご利益・混雑時間・参拝マナーまで徹底解説
2026年の幕開けは、初詣で新しい年の無事と幸せを祈願しませんか。
鹿児島県には、由緒ある神社や寺院が数多くあり、毎年多くの参拝者が初詣に訪れます。鹿児島県一の参拝者数を誇る「照國神社」、天照大神の孫を祀る「霧島神宮」、大隅国一の宮「鹿児島神宮」など、それぞれに歴史と伝統があります。
この記事では、2026年の鹿児島の初詣情報を完全網羅。おすすめスポット、ご利益、混雑時間、参拝マナーまで詳しくご紹介します。
鹿児島県内で初詣におすすめの神社・寺院をご紹介します。それぞれの由来、ご利益、初詣行事、混雑時間などをチェックして、お参りする場所を決めましょう。
島津家28代当主・島津斉彬公を祀る鹿児島県で最も参拝者数が多い神社。文久3年(1863)、勅命によって照國大明神の神号が授けられ創建されました。例年鹿児島県一位の初詣参拝者を誇り、鹿児島の総氏神様として崇敬されています。
ご利益 厄除け、学業成就、縁結び、安産子育て、無病息災、交通安全、商売繁盛、事業繁栄、家内安全、合格祈願、病気平癒
祭神 照國大明神(島津斉彬公)
初詣行事 歳旦祭(1月1日5時~)、初日供祭(1月2日7時~)、元始祭(1月3日10時~)
混雑時間 1月1~3日は終日混雑
駐車場 あり(9時~16時30分)※12月31日~1月3日は駐車不可
アクセス 市電「天文館通」から徒歩5分
天照大神の孫・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を祀った南九州屈指の名社。高さ23mの大鳥居をくぐり、杉木立の参道を上ると、朱塗りで入母屋造の本殿(国宝)と拝殿(国宝)が立ちます。現在の社殿は正徳5年(1715)に、21代薩摩当主・島津吉貴が寄進したもの。
ご利益 厄除け、学業成就、縁結び、安産子育て、無病息災、交通安全、商売繁盛、国家安泰、家内安全
祭神 瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)
初詣行事 歳旦祭(1月1日5時30分~)、初日供祭(1月2日8時~)、元始祭(1月3日8時~)
混雑時間 1月1日は0~3時、10~17時。2・3日は10~17時
駐車場 あり(1月1~3日は2000台・無料)
アクセス JR霧島神宮駅からバス15分、または車10分
大隅国の一の宮。老楠が生い茂る中でひときわ目立つ朱塗りの社殿は、令和4年(2022)2月に国の重要文化財に指定されています。毎年旧暦1月18日を過ぎた次の日曜に行われる初午祭は、450年の歴史を誇る伝統行事で、全国でも珍しい鈴懸け馬踊りが行われます。
ご利益 厄除け、安産子育て、交通安全、商売繁盛、方位除、家内安全
祭神 天津日高彦火火出見尊、豊玉比売命、帯中比子尊(仲哀天皇)、息長帯比売命(神功皇后)、品陀和気尊(応神天皇)、中比売尊(応神天皇の皇后)
初詣行事 七種祭(1月7日7時~)、追儺式(1月7日15時~/扇舞の奉納あり、その後豆まきも)
混雑時間 12月31日は22時~1月1日2時、1月1~3日は終日混雑(天候による)
駐車場 あり※神宮周辺は交通規制がかかる(12月31日~1月15日、その年により期間は異なる)
アクセス JR隼人駅から徒歩15分
鹿児島市の中心地、天文館にほど近い浄土真宗本願寺派西本願寺の寺院。創建は明治11年(1878)。鹿児島は室町時代末期から明治初期まで浄土真宗が禁止されていたため、その間信者たちは隠れて信仰してきた歴史をもちます。南九州の念仏の中心道場として、多くの人が参拝に訪れます。
宗派・ご本尊 浄土真宗本願寺派(西本願寺)/阿弥陀如来
初詣行事 除夜会(12月31日21時~/23時45分~除夜の鐘)、元旦会(1月1日7時30分~)
混雑時間 1月1~3日は終日混雑
特典 数量限定で仏教の言葉が書かれた「法語入り参拝証」を配布(無料)
駐車場 あり※12月31日は駐車場閉鎖
アクセス 市電「天文館通」から徒歩3分
島津家初代・忠久公によって建久5年(1194)に創建された、日本最古とも言われる禅寺。島津家の菩提寺として栄え、篤姫も江戸に上る際に立ち寄ったとされています。県指定重要文化財の十一面千手観世音菩薩像など、貴重な文化財を所蔵しています。
宗派 臨済宗相国寺派
特典 お守りは500円(代金は賽銭箱へ)。御朱印は志納金自由。1月1~3日は直書きはできず、書置きのみ
駐車場 あり
アクセス 肥薩おれんじ鉄道「出水」駅から車で約10分
「仕事が忙しくて三が日に行けなかった」という場合でも、初詣に間に合います。初詣に「いつまでに行かなければならない」という厳密な決まりはありませんが、一般的な目安をご紹介します。
1月後半であれば混雑も落ち着いており、ゆっくりと神様に向き合えるメリットもあります。「遅くなったから行かない」のではなく、「遅くなっても感謝を伝えに行く」ことが何より大切です。
2026年の元旦から1月7日までの六曜と吉凶情報を一覧表にしました。「縁起担ぎ」の参考にしてください。
| 日付 | 六曜 | 主な吉凶・注記 |
|---|---|---|
| 1月1日(木・祝) | 大安 | 一粒万倍日・不成就日 |
| 1月2日(金) | 赤口 | 一粒万倍日 |
| 1月3日(土) | 先勝 | – |
| 1月4日(日) | 友引 | – |
| 1月5日(月) | 先負 | 一粒万倍日 |
| 1月6日(火) | 仏滅 | – |
| 1月7日(水) | 大安 | 巳の日(金運に良い日) |
「大安・仏滅・友引」などの六曜は、本来は中国で生まれた時間の吉凶を占う考え方が由来であり、日本の神道(神社)や仏教(お寺)とはまったく関係ありません。多くの神社庁や寺院でも「初詣に六曜は関係ないため、気にする必要はない」という見解を示しています。
基本的に初詣に「行ってはいけない日」はありませんが、状況やマナーの観点から気をつけるべきケースがあります。
身内が亡くなってから49日(仏教)または50日(神道)以内の期間を「忌中」と言います。神道において「死」は「穢れ(ケガレ=気枯れ)」と捉えられており、気が落ち込んでいる状態で神様の聖域に入ることは失礼にあたると考えられています。
「喪中(もちゅう)」は一周忌までの約1年間を指しますが、忌中の期間(約50日)さえ過ぎていれば、喪中であっても神社への初詣は問題ないとされています。ただし、派手な晴れ着での参拝を控えたり、新年の挨拶を「今年もよろしくお願いします」に留めたりする配慮は必要です。
仏教には「死=穢れ」という概念がないため、忌中・喪中に関わらずお寺への参拝は問題ありません。「どうしても新年の挨拶に行きたい」という場合は、お寺への初詣をおすすめします。
昔は「生理中に鳥居をくぐってはいけない」という慣習がありましたが、現在ではほとんどの神社が「生理中であっても参拝して問題ない」という見解を示しています。体調に問題がなければ、普段通り参拝して大丈夫です。
せっかくの初詣、正しいマナーで参拝して運気を逃さないようにしましょう。
1. 右手で柄杓を持ち、左手を清める
2. 左手に柄杓を持ち替え、右手を清める
3. 再び右手に柄杓を持ち、左手に水を受けて口をすすぐ
4. もう一度左手を清める
5. 柄杓を立てて、柄に水を流して清める
6. 柄杓を元の位置に戻す
※冬場の水は冷たいですが、全身を海や川で洗って清める「禊(みそぎ)」を簡略化した重要な儀式です
お守りは、ご自身やご家族の願いに合ったものを選びましょう。一般的なお守りの種類をご紹介します。
おみくじを引いた後、「悪い結果だったから結んで帰る」「良い結果だから持ち帰る」という方が多いですが、実は結び方に決まりはありません。
・良くても悪くても持ち帰ってOK:おみくじは神様からのメッセージです。内容をよく読み返すために持ち帰るのがおすすめです。
・結ぶ場合:境内の指定された場所に結びます。木の枝に直接結ぶのは木を傷めるのでNGです。
・処分する場合:お守りと同様に、神社に返納するか、白い紙に包んで塩で清めてから可燃ゴミとして処分します。
昨年のお守りやお札は、初詣の際に返納(お焚き上げ)しましょう。
・基本は頂いた神社に返す:お守りは頂いた神社・お寺に返すのがルールです。
・神社とお寺は別:神社のお守りをお寺に返す(またはその逆)のは絶対にNGです。神様と仏様は異なる存在です。
・遠方の場合:どうしても行けない場合は、近所の神社のお守りは神社へ、お寺のお守りはお寺へ返納しましょう。
・三が日を避ける:1月4日以降は比較的空いています
・早朝または夕方:午前6~8時、夕方16時以降が狙い目
・平日を選ぶ:週末より平日の方が混雑しません
・公共交通機関を利用:駐車場が使えない期間もあるため、市電やバスの利用がおすすめ
初詣の服装に厳密な決まりはありませんが、神様への挨拶なので清潔感のある服装を心がけましょう。
お賽銭に「いくら入れるべき」という決まりはありません。ご自身の気持ちに合わせた金額で構いません。
一般的には5円(ご縁)、15円(十分ご縁)、25円(二重にご縁)、45円(始終ご縁)などの「ご縁」にかけた金額が縁起が良いとされています。
・本殿内は撮影禁止の場所も多いです。必ず確認しましょう
・他の参拝者の邪魔にならないように配慮
・自撮り棒は混雑時には使用を控える
・SNSに投稿する際は、他の参拝者の顔が映り込まないように注意
初詣の後は、鹿児島の観光スポットやグルメを楽しんでみてはいかがでしょうか。
2026年の鹿児島の初詣情報を完全網羅してご紹介しました。記事のポイントをもう一度振り返ってみましょう。
初詣で最も大切なのは、「昨年無事に過ごせたことへの感謝」と「新しい年への決意」を神様に伝える気持ちです。日取りや暦にこだわりすぎず、ご自身やご家族のスケジュールに合わせて、清々しい気持ちで参拝しましょう。
2026年が皆様にとって素晴らしい一年になりますように。
🎍 良い年をお迎えください 🎍